開催日 2009年5月24日
参加者 13名
| No | 地区 | 蒸留所 | ビンテージ | 年数 | 度数 | 備考 |
| 1 | ハイランド | ロイヤル ロッホナガー | 1969 | 31年 | 53.6% | ソサエティ |
| 2 | ハイランド | ロイヤル ロッホナガー | 1974 | 30年 | 56.2% | レアモルトシリーズ |
| 3 | ハイランド | ロイヤル ロッホナガー | 1986 | 22年 | 56.4% | ダンカンテイラー |
| 4 | ハイランド | ロイヤル ロッホナガー | 1991 | 16年 | 58.3% | シグナトリー |
| 5 | ハイランド | ロイヤル ロッホナガー | 1977 | 28年 | 58.5% | ブラッカダー |
テイスティングノート
山崎 白秋記
今月のお題は、「ロイヤルロッホナガー」である。
マイナーな蒸留所というわけではないが、オフィシャルボトルとレアモルトシリーズ以外お目にかかったことが無く、ある意味マイナーなモルトといえよう。
もちろん、ハウススタイルなど頭の中に出来上がっているはずもなく、蒸留所を絞り込んでいっても名前を出すことは出来なかった。
今回あらためてテイスティングして、樽由来の深い香りのモルトが多く、まだまだ素晴らしいモルトがセラーには寝かされているだろうと推測できる。もっと多種のモルトをリリースしてもらいたいものだ。
さて、そんなモルト5本を紹介しよう
[ NO.1 ] SMWS 103.7 ロイヤルロッホナガー 1969-2001 31年 53.6%
【 香り 】
きわめてエステリー、有機溶剤の香り。フルーティー、しかも濃い、ミントの香りも感じられ重たくならない。しだいに素晴らしくエレガントになる。
【 味 】
口に含むとウッディな味わいが広がる。樽の香りが素晴らしい。ややドライに感じる時もある。しばらくすればバニラも味わうことができる。
[ NO.2 ] ディアジオ レアモルト ロイヤルロッホナガー 1974 bottle no.2636 30年 56.2%
【 香り 】
トップノートはエステリー、ややヌカっぽいところもある。わずかに荒さとアルコール感がある。
しだいに熟成香が開いてくる、黒糖のような深い香りを伴って。
【 味 】
以外にドライである。フルーツの味わい。見え隠れするウッディな味わいが心地よい。
[ NO.3 ] ダンカンテイラー ピアレス ロイヤルロッホナガー オーク 1986-2009 cask no.942 100/116 22年 56.4%
【 香り 】
ツンとシャープな香り。次にミント系の香りが立ってくる。やや穀物っぽい香りがする時がある。
時間とともにエレガントに変わり、奥には古い樽の香りが感じられるようになる、もちろん良い意味でのものだ。
【 味 】
古い樽香が素晴らしい。シャープでドライ、アルコール感がやや強い。軽くピートが感じられる。加水でフルーティーに変わってくる。
[ NO.4 ] シグナトリー ロイヤルロッホナガー リフィルシェリー cask no.427 20/640
1991-2007 16年 58.3%
【 香り 】
香りの立ちが遅い。ややヌカの香りがする。砂糖水の香り、やや薄っぺらい印象。熟成が足りないことに由来する甘みが感じられる。
【 味 】
シャープでドライ。アルコール感が強く、やや熟成不足。
[ NO.5 ] ブラッカダー ローカスク ロイヤルロッホナガー 220/260 1977-2005 28年 58.5%
【 香り 】
エステリーでスウィート。たくさんのフルーツが現れる、ウッディーな樽香も素晴らしい。シェリー樽由来の香りも感じられる。
【 味 】
アルコール感が強い。フルーティー、さまざまなケーキの甘い含み香が現れるが、フィニッシュはドライで甘さを引きずらない。
しばらくすれば素晴らしい樽香が感じられるようになる。

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